2012.01.21. sat
ルドンとその周辺―夢見る世紀末@三菱一号館美術館
22:43 [ Category: 美術館 ] この記事をTweetする Share
「ルドンとその周辺―夢見る世紀末」を観に行きました。
雨の東京、駅は工事中。はじめての三菱一号館美術館は駅からすぐ、目立った看板はありませんでしたが迷うことなく辿り着きました。
ルドンは私の好きな作家の一人です。
黒が基調の少し怖い絵で知られるルドンですが、絵の住人が見せる様子はそれだけではありません。垣間見える優しさや暖かさ、そして悲しさに私は共感するのです。
愛する小説家のブッツァーティも同様なのですが、私は奇想の作品に親しみを感じます。なぜなんでしょう。
また、ルドンに作品では、私が美を感じるにあたり重要だと考える「気付き」に何度もぶつかります。
具体的な主題を感じられるタイトルでも、描かれているものは果たして本当にそれだけでしょうか。
私たちは深い黒から自由に想像を巡らすことができます。これがとても楽しい。
美術館のサイトには「夢や無意識の世界、そして進化論などの当時最先端の科学に対してルドンが抱いていた関心を反映」とありますが、現実と非現実の境界線、そして象徴性も、私の考えるテーマです。



